インド
取り締まり、若者に不評 カップル職質、親に連絡
毎日新聞 2017年5月15日 00時10分(最終更新 5月15日 02時44分)

インド北部ウッタルプラデシュ州ノイダで公園内を散策する男女のカップル=2017年5月2日午後5時9分、金子淳撮影
https://mainichi.jp/articles/20170515/k00/00m/030/140000c

 【ニューデリー金子淳】インドの首都ニューデリーに隣接する北部ウッタルプラデシュ州で、州政府が性犯罪から女性を守るために新設した警官隊が若者の不評を買っている。
路上や公園などで一緒に過ごす通常のカップルにも職務質問して親に連絡するなど、過度に取り締まる例があるためだ。
インドは恋愛に保守的な文化だが、周囲に隠れて密会する未婚の若者も多く、若者からは「人権侵害だ」との声も上がっている。

 問題となっているのは「ロミオ取り締まり隊」と呼ばれる警官隊。シェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」で恋をする主役の名前が由来だ。
3月の州議会選で勝利したヒンズー至上主義政党・インド人民党政権が設置し、各警察署に配属された。

 地元警察幹部によると、同隊は原則として女性警官を含む3人で構成され、路上や公園などを巡回。女性につきまとうなど、犯罪の恐れがある男女を見つけたら職務質問し、
警告したり、警察署に連行したりする。警察幹部は「違法行為の疑いがある男女を取り締まっており、恋人同士なら問題ない」と話す。

 だが、恋人同士が職務質問を受けたケースもある。州都ラクノーの男性(21)は婚約者と近くの公園に出かけたところ、
同隊に呼び止められ、名前や電話番号などを聞かれた。2人は「婚約している」と説明したが、「二度と公園に来るな」と警告を受けたという。

 インターネット上には同隊が市民に暴行を加えたとされる映像も投稿されている。同州ノイダに友人女性と映画を見に来たスワプニルさん(23)は
「治安対策は歓迎だが、本当の恋人同士なのか、警官がどう判断するのか。何らかの規制が必要だ」と話した。

コメント一覧
自称ガールフレンドという嘘は韓国起源だったっけ。
【共謀罪】後の日本www